2007年09月 「スタッフブログ」 一覧
ドミナント・ロジック
2007年09月11日 13:14
「ドミナント・ロジック?」
先日、「ブロードキャスター」のコメンテーターとしてお馴染み
の北川正恭さんのお話を聴く機会がありました。 現在は早稲田大学
大学院の教授をされており、前職は2003年まで三重県知事を2期務
められた方です。 茶の間で有名どころの話題といえば、実はこの
方が 「マニフェスト(公約)」という言葉を世に広め流行語大賞ま
で受賞されたということでしょうか。
北川さん曰く、マニフェストとは、政治家が、住民に対して、達成
する目標と、そこに至る手段を明確にし、 結果として財源の確保を
約束する、ことです。そして、この考え方こそが民主主義の原点で
あり、役所が目指す理想というだけではなく、一般の企業活動にも
そのまま通じる大切な理想、理念、ビジョンであると。さらに、北
川さんは問います。 「マニフェストは必ず守られるものだ、と信じ
ている方がここに何人おられますか?」反応はゼロでした。 マニフ
ェストなんて所詮守られない、政治家なんて信用できない等々、 我
々が抱くこのような思いが即ち 「ドミナント・ロジック」=悪しき
固定観念だそうです。公約を守らない政治家を選んだ結果を、 最終
的に受け入れて責任をとらなければいけないのは一体誰でしょう?
それ即ちわれら住民であり、企業でいえば社員一人一人ということ
になります。世界では東ドイツやソビエト連邦が消え、 国内では千
を超す市町村が消えていく時代です。 地球レベルで「破綻」を原因
としてこれからも淘汰が進んでいきます。 我々の町が、 企業が、破
綻ではなく発展の道を歩むには、改善だけではなく革新が必要で
す。そして革新には脳が汗をかくほど日々考えて考えて知恵を絞り
出すことが必要になります。 そのためのキーワードが 「ドミナント
・ロジック」 からの脱皮だと北川さんは強調されます。 今でもやっ
てる、だからこれ以上できない、 ありえない等々の悪しき固定観念
を捨て、そもそも目的が間違ってないか? できてるところは一体ど
うしてる?ひょっとしたら? そうした一人一人の 「気づき」が重要
なんだと。一人一人の気づきが共鳴しあって全体を震わせた時、 革
新は起こります。 そして、企業においてはそのリーダーシップをと
るべき人物が社長である、 ということです。 大阪の中小・零細企
業、そして自分、 がんばろぉー!
(2007.9.11 文責 岡本悦男)




