2009年04月「所長個人のブログ」 一覧
イチロー
2009年04月18日 16:41
WBCの活躍以来、 イチロー選手の記事が過熱気味です。
韓国との決勝戦のヒット、そして、
今回の日本新記録「3086安打」。
その報道記事に僕は違和感を覚えてしまうのです。
何もかもがゴチャマゼで本当の価値が伝わって来ないと・・・。
WBCでの「韓国サイドの采配」のこと、
そして今回の「3086本」の意味。
イチロー選手は、マリナーズに移籍する前、
日本のプロ野球で「1278本」のヒットを打ちました。
そして、マリナーズで「1808本」 のヒットを打ったのです。
これが日本記録なら、92年、 93年に日本のマイナーで打ったヒットもカウントする必要が出てきます。
日本記録は張本氏の「3085安打」です。
イチロー選手は、 プロのリーグで一番多くのヒットを打った日本人なのです。
そんな時、張本氏とイチロー選手の談話を読んで、
感銘を受けました。何やこの二人が一番分かってるやないですか・・・
良かった。
見事に、簡単に抜いてくれた。さすがにイチローだ。
おめでとう。 しかし3086本は通過点に過ぎない。
目指してほしいのは
ピート・ローズが持つ4256本の大リーグ記録。
そして米国だけでの3000本。この二つを達成してくれれば、
「あっぱれ」をあげますよ。
試合数をはじめ、私が現役のころとは条件が違う。
しかしスポーツ選手は数字がすべて。
これだけの数字を残すということは、立派と言うほかはない。
条件は違っても、数字が持つ価値は変わらないと思う。
1995年春。イチローは、「おれの記録を超えるのは、
お前だけだ」と張本氏から声をかけられた。
そのとき、イチローは、
まゆをひそめている。
「このおっさん、何言っとんねん?」
しかし14年後、イチローはついに張本氏を超える。
驚きはきょう、こんな言葉になった。
「張本さんの目って、どれだけ先のことを……」
後年になって、何を根拠にそんな言葉をかけてくれたのかと、
イチローは張本氏に聞いたことがあるという。
そこで張本氏は、
ズバッと応えた。
「言ったか、おれ?」
--張本さんから何か言われたか。
◆「おめでとうございます」と一言だけを、
とても控えめに言われて、びっくりしました。
(張本さん)らしくないというか……。
--日本選手で1番になった感想は。
◆張本さんが見ていた景色がどんなものか。
頂に登ったときの景色がどんなものか感じてみたかった。
あのヒットでそこに登ってみると、
すごく晴れやかな感じでいい景色だった。
--「常にプレッシャーを感じていたい」 というのが目標と話していたが、これからさらに高いハードルを設定するのか。
◆やってみて「後に何が残るのか」みたいな感じが
いいのではないか。
「3086」と言う数字は、
張本氏とイチロー選手、二人のモノなのです。二人で酒を酌み交わしながら、
二人にしか見えない景色を大切にしてほしいのです。僕たちは、その景色を想像して、
羨望の眼差しで二人を遠くから見つめるだけです。
僕たちが仲間入り出来るのは、イチロー選手が「3000本安打」を達成し、殿堂入りした時に、
彼は、メジャーリーグに来る前に、既に
「1278本」のヒットを日本で打っていた、そして、
メジャーで「3000本」のヒットを打った日本人だと紹介される時だと思います。
それまで、待ちます。





